#hateno備忘録

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新しいキーボードを買った(Logicool G213r)

2023年9月20日(水) 10時12分43秒

 はてのです。別に故障したわけでもないのに、新しいキーボード(文字入力のほうね)を購入した。というのも、もう3年以上同じキーボードを使っていて、染み付いた汚れが気になってきたため。たまに全部のキーキャップを外して掃除はしていたのだが、もうめんどくさいし十分使っただろうと思い、勢いで買い替えてしまった。

 今回買ったのはLogicoolのG213rというAmazonで安定して人気の高いメンブレンキーボード。6,000円くらいで安価。メカニカルキーボードでも良かったんだけど、自分はカチカチうるさいキーボードは好きではなく、むしろスコスコした感じのこの感触のほうが好きだったりする。ただ、これは手前側にパームレストが伸びており、結構邪魔だ。手首が楽なのかなぁと思っていたけど、今のところはそうでもない。慣れたら良いもんなのかもしれない。

 この記事を書いている理由は、そんな新しいキーボードを試すために、そこそこの文章量を書きたいなあと思ったからである。うーん。悪くはないけど、前の方が良かった――いや、慣れの問題かな? ちなみに前使っていたのはHyperXのなんたらRGBみたいな名前のやつで、5,000円くらいなので、これよりも安物だ。でも普通に良かったよ。

 ところで、自分のタイピングの癖に気づいた。左手は(おそらく)理想的なポジションで入力ができている。全ての指が打鍵している。が、右手がおかしい。下手すれば、ほぼ人差し指一本で打っているまである。

 タイピングの速さでいうと、多分平均よりはだいぶ上回る自信があるが(伊達に十数年ネットをやっていない)、無駄な動きが多すぎてキモい。人差し指が躍動する俺のタイピングを、皆さんに見せたいね。というわけで、矯正したいなと思って、今、必死に右手のすべての指を使って入力してみている。なるほど確かに余計な動きがなくて玄人っぽいが、いかんせん慣れていなさすぎてものすごく頭を使う。入力速度も5分の1くらいに下がっている気がする。文章に集中できていないので、いつもより取り留めのない記事になっているかもしれない。キーボード自体が新しくて慣れていないのだから、慣れない×慣れないコンボでイコールめっちゃデバフがかかっている。

 でもまあ、もっと文章を書いていきたいと最近強く思っているので、正しいブラインドタッチ――という言い方は今はしないんだっけ――タッチタイピングを習得したい。慣れたらちゃんと速くなるんだろうな? 未だにスマホでフリック入力を使ってない人、(ほぼ)確実にフリック入力した方が速いだろうに、習得するのがめんどいから頑なにQWERTYを使ってるんだと思うんだけど。そんな感じで、癖づいた変なタイピングも、練習の果てに次の次元があると信じて。いや、もしかしたら我流の方がかっこよかったかも?

「電子レンジに対する異物感」

2023年9月13日(水) 07時51分54秒

 高度に発達した科学は魔法と見分けがつかないというけれど。僕は電子レンジを利用する度に「まるでSFだな」と思う。パソコン、スマートフォンなどの電子機器。確かに凄い。あまりにも高度だ。だが、やっぱり電子レンジには何か特別な魅力というか、圧倒的違和感を感じざるを得ない。

 キッチンまわりを見回して欲しい。電子レンジだけ、明らかに異質ではないだろうか? あの無駄のない長方形の形状も、ガチャリと音を立てて開く重たい扉も、ヴーッ……という低い動作音も、「電子レンジ(Microwave)」という名称も――何もかも、冗談めいていると思わないか? 我が物顔でキッチンに鎮座しているが、よくよく見れば、あまりにも直感と反するオブジェクトだ。SF映画に出てくる謎の機械だ。一昔前の、回転する、ぼんやりと明るい庫内の様子なんて、ふざけているとしか思えない。

 その挙動だってそうだ。――僕がどうしようもなく文系なのもあるが――例えばオーブンならわかる。実際にアチアチにすることで、食べ物もアチアチになる、というわかりやすい因果関係が目に見えている。コンロだってそうだ。IHもなんとなく理解はできる。だが電子レンジはどうだろう。「堅牢な箱に食べ物を配置します。蓋をして、ものの数分でアチアチ!」こんなの、納得できるだろうか? 電子レンジは、1945年に開発されたというが、先鋭的すぎないか?

 ……ちょっと大げさに言ったが、原理を知った上でも、やっぱり存在自体が異質に思える。こんなマシンが各ご家庭に当然のようにあって、ほぼ全員がそれに頼っているという事実にクラクラする。今日も今日とて解凍!

「フェードアウトする曲」

2023年7月27日(木) 21時56分03秒

 昔、と言ってもだいぶ昔のことだが、フェードアウトする曲がそんなに好きではなかった。多分、理由は大きく2つあった。

 1つ目は「ちゃんと終わらせろよ!」という気持ち。せっかくだったらバシッとキメて終わった方が清々しくない? みたいな。2つ目は「ライブの時どうするの?」という気持ち。特にバンドものとかだと、ライブでは結局しっかりと終わらせる必要があり、原曲の再現が困難になるのでは、と。

 ところが今はフェードアウトする曲が大好きだ。いつも「物語は続いていくんやな……」という気持ちで聴いている。この音楽の続きは、いつまでも、途切れることなく奏でられている。ただ、それを全て収録することは物理的に不可能だから、仕方なくフェードして終わらせるのだ。僕が今この曲を聴き終えても、アウトロは、その先の物語は、ずっと続いていく。そんな気持ちになる。

 ――もしくは、こういうパターンもある。物語は遠い思い出となって、いつまでもそこにあり続けている。僕は、それを現在の視点で見ている。思い出を振り返った時――楽しかった部分だけが、鮮明にフラッシュバックされる。そして、その後は曖昧にフェードしていく。そういう曲を聴くときは、脳内でこういうイメージが再生される。セピア調でコマ送りの映像。楽曲がフェードするに連れて、視界の四隅が霞がかってくる。そして音がほとんど聴こえなくなるにつれて、視界は真っ白に染まる――。

 前者は、現在から未来へ続く物語への期待。後者は、現在から過去への郷愁といったところか。とにかく、フェードアウトする曲には、そういった趣を感じるから、今は大好きなのである。

ブログを2カラムレイアウトにした。改めてデザインのコンセプトなど

2023年7月19日(水) 04時01分47秒

 はてのです。ここ数日の、このブログに対する熱量が凄い。毎日、時間を忘れてカスタマイズに没頭している。

 さて、先程、ちょっとばかし大幅なデザインの変更をしてみた。1カラムから2カラムへ増やしたのだ。右側に「人気の記事」「最新の記事」といった情報の表示や「タグクラウド」「アーカイブ」「検索」といった記事の絞り込み機能を盛り込んでいる。普通のブログだったら当たり前のようにあるような機能ばかりだが、今更ながら実装した。全部、当ブログ比で新機能です。

なぜ2カラムに

 元々、僕は1カラムのデザインが好きで、個人的に作るサイトは1カラムレイアウトになりがちだった。記事を読むときに余計な情報が目に入らず集中できるし、レスポンシブ対応が楽だし(実際1カラムのときはメディアクエリを一度も使っていなかった)、とにかくシンプルなのが好きなので。

 今回、様々な機能を新たに盛り込んだと冒頭に書いたが、実際のところ、そんな機能はなくても良いとさえ思っていたので、意図的に追加していなかった節もある。究極、文字がキレイに配置されていれば、タイトルと本文だけで良いとすら思う。足し算のデザインより、引き算のデザインの方が好きだから。

 じゃあなんで今回2カラムにしたのかというと、やはり従来の独りよがりなデザインではユーザビリティに難があると思ったからだ。よっぽどコンセプチュアルでない限り、読者の目線では不便でしかない。特にここ数日、当初は書くつもりなんてさらさらなかったTips系の記事を更新している。そういうタイプのサイトであれば、しっかりとした記事の整理と誘導があるべきだと思った。まあ、当ブログはあくまで「備忘録」、メモ程度の内容ではあるものの……。

 それに最近やたらブログのやる気があり、やる気を発散させるために色々いじる口実が欲しかった、なんて身も蓋もない側面もあったりしてな。

 とはいえ、邪魔にならないように極力シンプルかつ、わかりやすく仕上げたつもりだ。

ちなみに左の構成が一般的だが、当ブログの構成は右。ちょっと特殊で気に入っている。

デザインのコンセプト

 100%自分で作っているだけあって、僕の好きな手法が散りばめられている。コンセプトとしては以下のような感じ。

Simple is best.
シンプルで、明瞭。昔っからのキーワード。
ダークモード主義。
世の中全部ダークモードになって欲しいくらい、ダークモードが好きなのです。
バランスの良いベタ塗り配色。
ダーク系の青を基調に、余計な色を使わない。アクセントカラーを1つだけ入れて、厳選された重要な部分のみを強調する。
意味のある余白。
自然とセクションを意識できるような余白の取り方。
自然な説明。
「(タグ名)”が付いている記事”」や「○年○月”に投稿された記事”」のように、気取らずに自然な説明を入れる。
1pxで十分。
borderは、無駄に野暮ったく太くしない。シンプルなデザインの中では1pxもあれば十分なのだ。
とにかくキレイな文字を。
フォントが一番キレイに見える字間、行間にする。本文はもちろん、リストにしたときにどう見えるか、枠を付けたときの位置はどこになるか、など細かく調節する。ちなみに処理としては重くなってしまうが、ここは譲れずWebフォントを利用している。
画像を極力使用しない。
基本的に全てCSSで完結することしかしない。唯一フッターの鳥以外、画像を1枚も使用していない。

 意識的にならずとも、上記のような考えが僕の根底にある。こういった僕の今の「好み」が十分に反映されたサイトになりつつあるのが嬉しい。これからも調整を続けていく。

font-feature-settings: “palt” で日本語をギュッとさせる

2023年7月18日(火) 13時04分17秒
body {
  font-feature-settings: "palt";
}

 font-feature-settings: "palt";を指定すると、自動でカーニングされ、文字をギュッと詰めることができる。特に約物(括弧や句読点)の余計な空白がなくなるので、かなりスッキリして見栄えが良くなる。

 僕はこのブログで雑記カテゴリーの記事タイトルには鉤括弧をつけるようにしている。このときの空白が気になっていたのだが、実はこれを指定するだけで簡単に解決できる。基本的に指定するだけお得なので、ぜひ設定しましょう(文字が詰まりすぎて気になる……という場合は、ちょっとした工夫が必要だが)。

比較

 比較用のデモとして、以下を参照してもらいたい。上が何も指定しないの場合、下がpaltを指定した場合。違いがよく分かると思う。

指定、なし。「鉤括弧」こうなる!
指定、あり。「鉤括弧」こうなる!
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